バランス

4月 7, 2016 2:23 pm

「バランス」

前回、「アンバランス」ということについてお話ししましたが、今回は、「バランス」について、もう少しお話しさせて頂きたいと思います。

 

「バランス」という言葉は、色々な意味合いを持ちます。
科学的にも色々な能力に分類され、それらをうまく調節しながら、織り交ぜながら使っている機能であるため、実際かなり複雑なものです。
一言で「バランス」というと、何かとても特別な能力で、限られた人しか、その能力を使いこなせないというイメージはありませんか?
ですが、バランスを取るということは誰でも普通に使っている力ですし、「歩く」ということが日常的にできれば、少なくともバランスが悪いということはないのです。
ただ、その誰でも、普通に、勝手に働いてくれる「バランス(を取る)」という力を発揮しにくくしてしまう状態は少なからずあります。
ご利用者の方との指導場面で、わかりやすい例があったので紹介させていただきます。
ご本人様も快く了承していただき、ありがとうございました。
この方は、ある競技のプロスポーツ選手です。
一般の生活・お仕事をされている方に比べて身体能力が高いのは当然のことです。
ですがこの方、左脚では何ともないのですが、右脚では片脚立ちができなかったのです。
そんなはずはない!
こんなに能力の高い身体で、これくらいの課題ができないはずはない!
身体をみながら、色々と話を聞いていくと、彼は、右眼の視力が極端に低いそうです。
両眼でしっかり見ようとすると気持ち悪くなってしまうこともあるそうで、日常生活でもできるだけ右眼を使わないように気をつけているそうです。
ですので、右眼はいつも伏し目がち。
右眼につられて、頭・首・胴体から腰までうつむくような姿勢になりやすく、動く時にもそのクセから抜け出せないでいました。
激しい競技中なら、なおさらその状態から抜け出すのは難しく、より強まってしまうだろうということは、容易に想像につきました。
強い時には、背中や首にハリや痛みが出てしまうこともあるとのことでした。
この方はトップアスリートですが、このような姿勢・バランスの取り方が体に定着しすぎてしまったために、右脚で片脚立ちをする、という一見彼には難しくなさそうな課題もできない状態におちいっていました。
そこで私がおこなったことは(全身的な状態の確認と簡単な調整の後)、頭から首、そして胸から腹部にかけて、うつむく方向とは逆に、頭の方へ伸び上がりその延長で多少反り返るという「動き」・「姿勢」・「バランス」の取り方を思い出させてあげたのです。
たったこれだけのことで、この方は右脚の片脚立ちができるようになりました。
スポーツ選手で元々身体能力は高いので、できるようになればそこから練習をすることも必要なく適応していました。
どこも治す・変える必要はなく、覚えてしまったものと、使わなくなったものとの、つなぎ(仲立ち)をしてあげただけです。
バランスを考えるときに、バランス能力が落ちてしまった(低下してしまった)と判断する前に、使わなくなったもの(動き・力)、使いすぎになっているものを整理して、帳尻(バランス)を合わせてあげることが必要かもしれませんね。

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