‟セルライト”は、「女性の敵」という思い込み!
7月 6, 2016 10:54 am
女性の誰もが、「なくなってほしい!」と思うものに、‟ぜい肉”があるのではないでしょうか?
その「ぜい肉」の中でも、強敵に思われているのが「セルライト」だと思います。
「セルライト」とは脂肪をコラーゲン線維で固められて、ガチガチ・ぼこぼこした状態になったものです。
女性の太ももの外側(内側も)や、二の腕、あとは、おなか・背中周りにつきやすく、しかもダイエットしようとしてもなかなか落ちにくく、マッサージでもその壁を崩すのは難しいのではないでしょうか?
そこで、エステに行ったり、電気治療器などのお世話になる方もいらっしゃると思うのですが、、
実は、この「セルライト」、
体にとっては、とっても健気にその役割をはたして、働いてくれているって、ご存知でしたか?
「セルライト」の役割って何?
なんとなく、「敵」だと思っていたものが「味方」で、しかも、「なまけ」の象徴であったような存在が、しっかり働いていた、、
すこし、申し訳ないような気持ちになってきますね、、
実は、このセルライトも、「体を支えたり」「姿勢を保つ」ために利用されているのです。
しかも、結構、積極的に!
セルライトが定着しやすい場所は、体が「よりかかって」使いたがる場所です。
太ももやおしりの外側だったり、二の腕の外側から裏にかけて、腰まわりだったり、、、
人間の体は、活動的なとき以外は、「休めの姿勢」をとりたがります!
なんとなくイメージしやすいのが、子供の頃にやった「体育の休めの姿勢」。
物がある状況では、壁にもたれかかったり、椅子の背もたれや肘かけにもたれる格好です。
この格好を、壁や椅子がない状況でも、体の中だけでつくろうとするのです。
(「どれだけ休みたいんだよ!」って思うかもしれませんが、、)
体を支える基本は、やはりの骨と筋肉なので、主にはそこを使うのですが、長い時間や高い頻度で使われてくると、さすがに体も脳も「もっと使えるものはないか」、と考えるのでしょう。
そこで登場するのが、「セルライト」!
脂肪をコラーゲンで固めて、支えの補強にします。
アメフトとかのパット代わりですね。
付け加えると、その表面(外側)では、ヒフを捻じってしばりつけるように固定もしています。
なので、「セルライト」は、内側から寄りかかられ、外側を固定されているので、身動きがとれません。
まさに、補強材!
年季が入れば入るほど、強度を増すために、少しずつ蓄積もされてきます。
ちょっとやそっとの運動では動きもしないので、少しも減ってくれない理由は、なんとなく想像できますよね?
しかも、ちゃんと役割を与えられて、積極的に使われているので、その守りを崩すのは簡単にはいきません。
セルライトは健気なガンバリ屋さんなんです。
(誰にも認められないのが悲しいのですが、、)
なので、この「セルライト」を減らすためには(それが主の目的ではないのですが)、その寄りかかるという‟クセづいた姿勢”から、脱出する必要があります。
「セルライト」は、体の寄りかかりで挟みこまれていた状態から抜け出すことで、やっと通常の運動に参加させてもらえるようになります。
(これで、「ダイエット」したい人にはスタート地点に立てたことになります。)
他には、外側のヒフからゆるみを作って、動けるようにしてあげるという方法もありますが。
当院では、姿勢や体の使い方を変えていく際に、この‟よりかかり”から脱出させてあげることを、通過点として行います。
その際に、女性の方から頂く、お喜びの言葉で、
「先生、脚が細くなりました!」
「腕が細くなりました!」
「おしりがちっちゃくなりました!」
「おなかが引きしまりました!」
、、、などなどのお言葉を頂くことがあります。
これらは、治療の中の副産物ですが、今までとは違った体の使い方になると、こんなボーナス特典もついてくることがあるんですよ。
こんなボーナスにご興味のある方も、一度ご利用してみてはいかがですか?
今まで、あきらめていたり、気づかなかった体の悩みが、解決できるかもしれませんから。

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