腰の問題(腰痛、重さ、硬さ、、)に対する理解③ ~「腰」の「固定」を外すには?~
7月 29, 2016 5:55 pm
「腰の問題に対する理解③」 です。
今回は、「腰」の「ロック」の外し方、
について、
お話ししたいと思います。
前回は、
「よく動く」「使い勝手のよい」腰は、
「不安定」でもあるため、
「脳」が「自動的」に「よく使う」使い方以外を、
制限しているというお話をしました。
また、「よく使う」使い方以外は、
「ロック(鍵)」をかけて「固定」して、
「脳」がわざわざ使わないようにしているため、
「痛み(腰痛)」などが起こった時にも、
「意識的」には直しにくい、
という、お話もしました。
「腰(骨盤まわり)」を、
「斜めうしろ」に押しこんで、「固定」するため、
「骨盤まわり」には、
「ねじれ」が生まれています。
この「押しこみ」「ねじれ」の「固定」から抜け出すためには、
どうしたらよいのでしょうか?
それは、「押しこんで」「ねじれ」ている方向と、
「反対側」に移動できるようになれば、いいのです。
要は、「ロック」をかけている、「反対側」に、
「腰まわり」が「移動」できるようになればいいのです。
ですが、ただでさえ、
「よく動く」「腰」を、
「脳」が「無意識」の中で、
わざわざ「固定」して「制限」しているものを、
簡単に「外して」「抜け出せる」のでしょうか?
実際には、
「腰まわり」の「ねじれ」は、
全身的に「反対方向」の「ねじれ」なども使って、
「帳尻を合わせている」ので、
この「腰まわり」だけを「意識」して、
直していくというのは、とてもむずかしいです。
実際には、「全身の動き」の中で、
調整していく必要があります。
この「ねじれ」や「押しこみ」から抜け出すための運動として、
以前、
「フラフープをまわす」ような動きを、
「押しこみ」と反対側の方(腰まわり)で行うような動きをセルフケアの一例としてあげました。
この動きをうまく行なえれば、ほとんどの方で「腰痛」は軽減するでしょう。
ですが、なかなか「立ったり」「座ったり」した中で、「腰を回す」という動きが、お一人ではわかりにくい方も多いと思います。
ですので、次回は、
「寝た」姿勢でおこなえる、セルフケア(調整運動)を、
紹介したいと思います。

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