「耳」の「筋肉」のはたらき!
7月 30, 2016 10:13 am
今回は、「耳」の「筋肉」のはたらき、
についてお話しさせていただきます。
「耳」についている「筋肉」は、
いくつもありますが、
今回は、「耳介筋」という「筋肉」について、
お話しさせていただきます。
「耳介筋」には、「大」「中」「小」と、
サイズもいろいろありますが、
基本的には、「耳を動かす」筋肉です。
「耳を動かす」ことを芸にした、芸人さんもいましたが、
実際には、「意識的」にこの「筋肉」を動かしたり、
この「筋肉」を使って、
「耳」を動かすことは、とても難しいです。
実際には、「音が聞こえたり」「声がする」方に、
「耳」を向ける(極小さい動き)、
という程度です。
「耳を傾ける」という表現が、
もです合っています。
ですが、この「耳介筋」は、
「音を聞く」という時にはたらくだけでなく、
「頭」を「支える」ことにも、
多少なりとも関わっています。
しかも、
「頭」のまわりをぐるっとまわった、
「バンド(ベルト)」のような、
つながりにも、関わっています。
ですので、
この筋肉が、硬くなることでも、
「頭が絞めこまれる」ように、
「つらく」なったり「重く」なったり、
「頭痛」の原因になることもあります。
ですので、
この「耳介筋」(耳まわりの筋肉)を、
ゆるめてあげると、
「頭」が軽くなったり、「頭痛」が楽になったりします。
逆に、「頭まわり」の「筋肉」をゆるめてあげるだけでも、
「耳が聞こえやすく」なるように感じる方も、
いらっしゃいます。
しかも、
「頭」の動く方向を決める「役割」にも、
関わっている部分でもあるため、
この「筋肉」が動きやすくなると、
「身体全体」が、「やわらかく」動きやすくなることも、
めずらしくありません。
例えば、
立って「前屈」をしてみて、
「体の柔軟性」を確認した後、
「両耳」を、
「両側にひっぱたり」、「ぐるぐるまわし」たりして、
すこし、「耳まわり」の動きをやわらかくしてあげます。
その後にもう一度、
「前屈」をしてみると、
はじめよりも、「体の柔軟性」がよくなっていることが、
わかると思います。
「頭が重い」「頭痛がする」「体が硬い」と感じる方は、
試してみると、効果があると思いますよ!

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