「首の筋肉」のはたらき!
7月 30, 2016 11:25 pm
今回は、「首の筋肉」のはたらき、
について、お話ししたいと思います。
「首の筋肉」の「役割」は、
単純に、「首を動かす」ためのはたらきは、
考えやすいと思います。
ですが、この「首」は、
いろいろなところからの、
「中継地点」になっている部分でもあるため、
たくさんの部分との関わりがあります。
例えば、
「首」と、その延長である「背骨」
とのつながり。
他には、
「首」と「肩甲骨」
とのつながり。
「首」と「アゴ」とのつながり。
「首」と「鎖骨」とのつながり。
「首」と「胸」とのつながり。
「首」と「背中」とのつながり。
「首」とのつながりだけでなく、
「首」をまたぐようについている「筋肉」もあります。
「頭」と「肩甲骨」とのつながり。
「頭」と「背中」とのつながり。
「頭」と「胸」とのつながり。
「アゴ」と「胸」とのつながり。
「アゴ」と「鎖骨」とのつながり、、
などなど、もっと細かく言えば、
「アゴ」の奥の「舌の骨」を、
「中継地点」にしている筋肉や、
さきほど挙げた「筋肉」から、
「胸」や「腕」や「背中」「腰」に、
つながりを続けていく「筋肉」もあり、
「全身」の「筋肉」のはたらきの、
「はじまり」であったり、
「おわり」であったり、
「中継」する「橋」になったりと、
「首」のもつ「役割」はその見方によって、
さまざまです。
いろいろな「役割」や、
「全身」の力を「複雑」に受ける場所なので、
この部分を、「調整」してあげることは、
「全身的」に効果が得られやすいことも、
予想がつきます。
しかも、
「首」には、
「自律神経」を「調節」している機能や、
「循環(血の巡り)」を感知している「センサー」や、
たくさんの「神経」、
太い「血管」なども通っているため、
この「首」が、
ゆったり「余裕」を持てることには、
「筋肉」のはたらきだけでない、
「調節機能」の改善も期待できます。
その分、
この「首」の操作には、
ある程度の慎重な配慮が必要ですが、
ここを「調整」できれば、
全身的な活動の広がり、
血の巡り、自律機能などのはたらきを、
得られやすくなります。
そのため、
首の治療には、
「首」の位置関係を直す、
という「無理」な操作よりも、
「首」の「余裕」をつくってあげる、
というくらいの「操作」で十分なのです。
ただ、そのためには、
「首」が「全身的」に、
どういった影響(力)を受けているか、
ということを読み取れることが、
必要になります。
その他は、ほとんど「自動的」に、
活動を広げてくれることが多いので、
それ以上の「操作」で、
必要以上の「負担」をかける必要はないのです。

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