「のど」も「よりかかり」の影響をうけている!?
8月 2, 2016 5:26 pm
今回は、
「のど」も、「よりかかり」の影響を受けている、
という、お話をしたいと思います。
人間の体は、
「背中」の左右どちらかに「よりかかり」、
「ねじれ」が生じやすい習性があります。
この「姿勢」が、生活に定着すると、
「腰痛」や「肩こり」「首の痛み」、
原因になることが、よくあります。
なんとなく、
「背中」から「胴体(体幹)」まわりは、
「ねじれ」てしまうイメージはしやすいと思います。
ですが、
この「ねじれ」は、
「首」にも、「ねじれ」の影響をおよぼしています!
「首」が「ねじれる」というと、
なんとなく、その「ねじれ」は、
「うしろ」側、「背中」側、
だけで、起こっているように想像されるかもしれません。
「首の痛み」も、
ほとんどの方は、
「首」の「うしろ(背中)」側に、
その症状の多くを訴えられるので、
「首」の「前」側、
「のど」の方が、「ねじれ」ていると、
感じる方は、ほとんどいないと思います。
ですが、実際には、
この「のど(喉)」も、
しっかり「ねじれ」の影響を受けているのです。
「ねじれ」て「縮まる」ので、
「首」の「前」側が、
「短く」「伸びにくく」なります。
「のど」が伸びにくくなると、
「胸」から「おなか」にかけても、
「ひろがりにくい」「のびにくい」
状態になります。
そのため、
「背中は丸く」「猫背」の状態から、
抜け出しにくくなります。
「のど」には、
「呼吸」のための「気道」や、
「食事」のための、「食道」も、
通っているので、
影響のは強い人では、
「呼吸」が通りにくくなったり、
「声」が出しにくくなったり、
「食事」が通りにくくなる人もいます。
「のど」は「ねじれ」た状態で、
さらに、短くなった状態で、
「たわんでいる」ことが多いので、
首の後ろに比べれば、
触ったときの「ハリ」も、「硬さ」も、
「実際の硬さ」より、
わかりにくいことがあります。
ですが、
この「のど」の、
「ねじれ」「ハリ」を、
ある程度ではありますが、
軽減しやすい方法があります。
それは、
「のどぼとけ(甲状軟骨)」を、
「筋肉」の「アミ」から、
「脱出」させてあげる、という方法です。
デリケートな部分なので、
負担をかけるほど、
強くはやらない方がよいですが、
この「のどぼとけ」は、
その周りを、いろいろな方向から「筋肉」に囲まれているので、
「のど」が「ねじれ」た状態では、
その「筋肉」の中で、
「のどぼとけ」が、
かたよった位置にあることが、多いのです。
ですので、
この「のどぼとけ」を、(できれば「食道」まで)
「筋肉」の「アミ」の中で、
つかまって、絡まっているような状態から、
「脱出」させてあげられると、
「筋肉」も、
その位置で、「のどぼとけ」を、
「支えている」理由がなくなるので、
「やわらかく」「伸びやすい」状態に戻り、
「ねじれ」の状態も軽減することが多いのです。
デリケートな部分なので、
積極的に、ガシガシやることは、
オススメしませんが、
やさしく、
「のどぼとけ」を動きやすくしてあげられると、
「首の痛み」がやわらいだり、
「肩こり」が軽くなったり、
「呼吸」や「声」を出しやすくなる人も、
いると思いますよ!

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