「腰痛」には、この「筋肉」をみろ!
8月 3, 2016 2:40 pm
今回は、
「腰痛」に関係している「筋肉」について、
お話ししたいと思います。
それは、「腰方形筋」という、
「筋肉」です。
あまり、聞きなれない「筋肉」だと思いますが、
この「腰方形筋」が、
「腰痛」には、大きく関係していることが、
多いのです。
「腰痛」の症状が出やすい「筋肉」は、
「脊柱起立筋」という、
いわゆる「背筋」の「筋肉」です。
この「脊柱起立筋」は、
実は、
いろいろな種類、いろいろな長さの「筋肉」を、
まとめて呼んでいるもので、
実際には、
1つの「筋肉」ではないのです。
わかりやすく言えば、
「背中」をおおっている「筋肉」を、
まとめて呼んだものです。
ですが、
さきほどの、「腰方形筋」は、
この「背筋」群の中には、
ふくまれていません。
この「腰方形筋」は、
「腰」の「横側」にあり、
「骨盤」と「肋骨」の、
間をつないでいます。
「腰」には、
「骨」の「支え」としては、
「腰椎(腰の背骨)」が、体の中心にあるだけで、
そのまわりは、「筋肉」で「支える」しかありません。
「腰方形筋」は、
その「腰」の「横側」を、
「支え」ている「筋肉」なんですが、
この「筋肉」が「腰痛」の、
「引き金」を引くことになることが、
よくあるのです。
しかも、
この「腰方形筋」自体が、
「腰痛」として「痛み」を出すことは、
あまり多くないのです。
この「腰方形筋」は、
「腰」の「横側」を「支え」たり、
「背中」を「反らせたり」するときに、
はたらく「筋肉」ですが、
「腰」を「ひねる」ときにも、
使う「筋肉」です。
「腰痛」の原因は、
「腰」へ「よりかかり」「押しこまれた」
「休めの姿勢」から、「抜け出せなく」なり、
「腰」が「ねじれ」た状態のまま、
になっていることが多いですが、
この「腰」の「ねじれ」を、
受けとめている「筋肉」が、
「腰方形筋」です。
この「腰方形筋」が、
「腰」の「ねじれ」を、
しっかり受け止めてくれるので、
「腰」は、今度は、
この「ねじれ」から、
「抜け出し」にくくなってしまうのです。
「ねじり」が入ると、
「腰」は、「ぞうきんをしぼった」ように、
全体的に縮まった状態になります。
この「腰」が「縮まった」状態を、
続けなければいけない状況が、
「腰」を「縮めた」まま、
「背中」を「支え」なければならない、
「脊柱起立筋」に、
さらに、「負担」をかけ、
「腰痛」を引きおこすのです。
そのため、
この「腰方形筋」が、
また、しっかりとゆるんで、
伸びれる状態をつくってあげることで、
「腰」の「ねじれ」が軽減し、
「背中」も伸びやすくなります。
そのため、
「痛み」の「脊柱起立筋」を、
調整しなくても、
「腰痛」が軽くなることが多いんですよ!

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