「筋肉」の「ハリ」、「つっぱり」の基本は、最低2点!
8月 4, 2016 5:18 pm
今回は、
「筋肉」が「はったり」「つっぱったり」する時には、
少なくとも「2点の引っぱり合い」が必要、
という、お話です。
「筋肉」が、
「つっぱったり」「ハリが強く」なると、
「腰痛」や「肩こり」などの、
「痛み」や「動きの制限」を、
引きおこすことになります。
この「筋肉」を、
「ほぐそう」「ゆるめよう」としても、
「硬すぎ」たり、かなり「ハリが強く」て、
直接、ゆるめようとしても、
変化があまり得られなかったり、
「痛み」が強すぎて、
ほとんど触れられないような時があります。
この「ハリ」の強い「筋肉」を、
「張った」状態にするには、
「最低2点(2か所)」で、
引っぱり合わなければなりません。
1か所で引っぱっても、
「引っぱり返す」相手がいないと、
「ハリ」は作れないからです。
「筋肉」は、
最低2か所につながって、
「骨」を引っぱって動かしたり、
体を「支える」ために使います。
ですので、
ハリが強い「筋肉」の場合は、
1か所でも、その「筋肉」の「つけ根」を
ゆるめてあげられると、
もう一か所は、
「引っぱる」相手がいなくなるので、
「筋肉」全体として、
ゆるんだ状態を得られやすくなります。
あまりにも、「ハリ」が強すぎて、
2か所とも、ゆるめられないときは、
その「筋肉」の「つけ根」から、
延長線上につながっていく、
となりの「筋肉」の「つけ根」を、
ゆるめることでも、
もともと「ハリ」の強かった「筋肉」を、
ゆるませられることができます。
それは、
となりにつながっていく「筋肉」も、
「ハリ」の強い「筋肉」と、
「引っぱり合っている」状態にあるということです。
つらい症状があるときには、
その「筋肉」の「つけ根」や、
そのとなりの「筋肉」の「つけ根」を、
ゆるめてあげられると、
症状が「楽」になるかもしれませんよ!
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