「痛み」は、体がうまくいってないことの「サイン」!
8月 5, 2016 11:24 am
今回は、「痛み」は、体がうまくいっていなことを知らせる「サイン」、
という、お話です。
「痛み」を感じると、
「痛み」があるその部分に、
何か「悪い」「問題」があるように感じませんか?
ですが、
この「痛み」を感じている部分に、
直接の「問題」があるということは、
少ないのです。
「痛み」の感覚は、
体で、何かうまくいっていないことを知らせる、
「サイン(信号)」です。
「痛み」が起こると、
「意識」はそこに向かざるを得ないので、
どうしてもその「痛み」に「意識」を集中しやすくなります。
そして、
その他の部分には、
「意識」が向きにくい状態になります。
残念なことに、この「痛み」のサインが、
その「痛み」のある部分に「原因」があると、
思い込ませてしまうことになるのです。
そうなると当然の反応として、
その部分の「痛み」を取り除こう、という「意識」、
そういった「行動」に移りやすくなります。
ですが、
「痛み」のある「原因」は、
その「痛み」のある部分であることは少なく、
「全身」の「均衡(バランス)」がとれていなかったり、
他の部分の「緊張」が高すぎることに、
影響を受けていることが多いのです。
ですが、
この「痛み」の原因となっている部分は、
ほとんどの場合、「無症状」です。
ですので、
本人は、「本当の原因」のある「無症状」の部分には、
「意識」が向きにくく、
「痛み」のある、「負担」を受けている部分から、
「意識」が離れられなくなってしまうのですね。
「腰痛」や「肩こり」などの「痛み」でお悩みの方は、
普段、「意識」もしないような部分に、
「意識」を向けて、自分の体を探ってみると、
本当の原因に、気づくかもしれませんよ!
当院をご利用いただいた方も、
この原因がはっきりしてくると、
ご本人も、「前から薄々気づいていた」
ことに、「気づく」ことが、多いですから!
カテゴリー: からだの不思議, からだの仕組み, 治療の手引き, 痛み, 肩こり、首の症状, 腰の症状(腰痛、重さ、硬さなど)

Comments are closed here.