体にも「ストラップ」や「ベルト」が、巻かれている!
8月 5, 2016 5:24 pm
今回は、
人間の体にも「ストラップ」や「ベルト」が、巻かれている、
と言うお話です。
人間の体を「支える」ものの中に、
「骨」や「筋肉」「靭帯」など、だけでなく、
「ストラップ」や「バンド(ベルト)」も、
体に巻いて、「支え」として使っています。
あまり聞いたことがないと思いますが、
人間の体には、
体の表面で「平たく」なったり、
少し「凹んだ」ようなところに、
「水平(体を輪切りにする方向)」に、
「輪っか」をつくるように、
体に巻かれた「ストラップ」「バンド」があります。
例えば、
実際に「ベルト」を巻くような、
「へその下」にあるものや、
女性の下着を巻くような、
「おなかと胸の境界」の位置にあるもの、
「鎖骨」の高さにあるもの、
股関節のつけ根「ソケイ(鼡径)」の位置にあるもの、など
いくつかあります。
この「ストラップ」「バンド」には、
体が過度に深く「折り曲がる」のを防ぐ「役割」があります。
この「ストラップ」「バンド」は、
その「硬さ」で、体を「支える」のですが、
あまり「硬く」なりすぎると、
その近くにつながっている、
「筋肉」や「膜」「ヒフ」の動きを、
阻害するようになることもあります。
例えば、
「よりかかり」「休めの姿勢」では、
体は「丸く」なりやすいので、
この「ストラップ」「バンド」の「硬さ」に、
「乗りかかる」ように「頼る」機会が増えます。
長い時間や、習慣として、
その使い方が続くと、
「ストラップ」「バンド」は「硬く」動きづらくなり、
「姿勢」もそこから戻りにくくなります。
「硬く」なった「バンド」には、
動きも入りにくくなるので、
そのまわりの「筋肉」「膜」「ヒフ」も、
動く機会を失って、
「癒着」するように、「離れにくく」なります。
「バンド」はしめこまれたままになりやすいので、
「胸」に巻かれた「バンド」が広がりにくくなると、
「呼吸」も「浅く」なったりします。
この「ストラップ」「バンド」の場所を知っておくと、
定期的に「硬くなっていないか?」と、
確かめてあげることで、
「よりかかり」の姿勢から「抜け出す」きっかけを、
普段の生活に取り入れることが、
できるかもしれませんね!
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