「息」を止めると、体は「硬く」なる!
8月 5, 2016 5:46 pm
今回は、
「息」を止めると、体は「硬く」なる、
という、お話です。
「息を止める」「息をこらえる」など、
「呼吸」が止まった状態では、
体の力は入った状態になります。
「そんなのあたり前だよ!」
と思われるかもしれませんが、
実際、
「腰痛」や「肩こり」などの「痛み」、
「関節」などの動きの「制限」がある人は、
「無意識」に、
この「息を止めた」り、
「息をこらえた」りすることを、
「習慣的」に行うようになっています。
「息を止めた」ら、体に「力が入る」と、
頭でわかっていても、
「意識」しても、
なかなか「抜けない」状態になっているのです。
「息を止めて」、体が「硬く」なることで、
力が入った「筋肉」だけでなく、
そのまわりの「膜」や「ヒフ」も、
その「柔軟性」を失い、
その奥にある、
「骨」「関節」の動きの妨げにもなります。
また、
「息を止めて」、体が「縮まった」状態にあると、
ほとんどの運動に必要な、
そこから「伸びていく」という「活動」も、
難しくなります。
これは、
体が「きゅうくつ」な状態から、
「抜け出し」ていくためには、
必要な活動です。
そのために、
「痛み」や「制限」のある方には、
「息を吐く」ということから、
気づかせてあげる必要がある場合もあります。
「息を吐く」ことから始めた方よい理由は、
「息を吸う」ことは、
意識しすぎて、
余計に「力が入りやすい」場合があることと、
しっかり「息を吐ける」と、
力を抜いて「息を吸える」ことが、
自然にできることが多いからです。
「痛み」や、体の「制限」にお困りの方は、
この「息を吐く」ということを、
「習慣的」に、「意識的」におこなってみると、
少しずつ、体が、
「楽」な状態になるかもしれませんよ!
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