「膝」のためには、「大腿(ふともも)」を鍛えた方がよい、という‟ウソ”
8月 6, 2016 2:26 pm
今回は、
「膝」のためには、「大腿(ふともも)」を、
鍛えた方がよい、という‟ウソ”、
について、お話ししたいと思います。
「膝」の「痛み」や、関節の「制限」、
「変形性膝関節症」などの方の中には、
「「大腿(ふともも)」の「筋肉」を、鍛えて下さい!」
と言われたことがある人は、多いと思います。
テレビや雑誌の特集などで、
見て知っている人も、少なくないと思います。
ですが、
この「大腿(ふともも)」を鍛える、
ということが、
「間違って」いたら、どうしますか?
正確にいうと、
「間違い」ではなく、
痛みなどの「膝」の症状がある方が、
その「膝」の状態のままおこなうと、
「逆効果」、
余計に「症状が悪化」
することが、多いということです。
それは、なぜか?
それは、
「膝」の症状を引き起こしている理由の多くは、
「膝」が「ねじれ」た状態で使って、
「膝」の「負担」が高まっているからです。
「膝」の「ねじれ」が起こる原因は、
「腰」や「胴体(体幹)」からの、
「ふり向く」ような、
「ねじれ」の影響によって、
引き起こされることが多いですが、
この「膝」が「ねじれ」た状態で、
「膝」まわりの「筋トレ」や、
「スクワット(屈伸)」運動をおこなうと、
「膝」を「壊す(こわす)」力が加わります。
それは、
「膝」が「ねじれ」た状態で、
「膝」まわりの「筋肉」を使って、
「膝」まわりや、「膝関節」の中の、
「圧力」が上がるような「運動」を行うと、
「ぞうきん」をしぼるような「圧力」が、
「膝」まわり、「膝関節」の中に生じます。
この力が、「膝」に、
「ねじり込んで」「すりつぶす」ような、
力を加えます。
この運動が、くり返されることで、
「膝」の「痛み」が強まったり、
より「膝」が「ねじれ」て、
関節の「制限」が強まったり、
「変形性膝関節症」の、
関節の「変形」を早めるきっかけに、
なってしまったりします。
実際、「膝関節」まわりの、
「膝」を守って、
「膝」を「支え」る「筋肉」を、
よく使うこと自体は、
「間違い」ではありません。
ですが、
その前に、しっかり、
「膝」の「ねじれ」を「直す」、
ということをしておかないと、
「逆効果」、「症状の悪化」を招くことになるので、
注意してくださいね!
Tags: 膝、痛み、膝痛、変形性膝関節症

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