「背中」の「まん中」が、1番「ねじれ」が強い!
8月 6, 2016 4:43 pm
今回は、
「背中」の「まん中」が、1番「ねじれ」が強い、
という、お話です。
体の「ねじれ」というのは、
「腰痛」「肩こり」「肩痛」「膝痛」など、
「痛み」が出たり、
動きの「制限」が強く出ているところに、
よく見られます。
ですが、
体の中で、1番大きな「ねじれ」が、
起こっているところって、
どこだと思いますか?
それは、実は、
「背中」の「まん中」であることが多いのです。
この「背中」の「まん中」は、
そこ自体に、「痛み」を感じることもありますが、
その他の、
「腰痛」「肩こり」「肩痛」などに比べれば、
「痛み」が出ることは少ない場所です。
そして、
その「痛み」の程度も、
他の「痛み」よりも、強く出ることは、
それほど多くありません。
むしろ、
「背中」に強い「ねじれ」があっても、
「痛み」などはなく、
「無症状」であることの方が、多いのです。
これは、どうしてか?
それは、
よく動く「腰」まわり、「肩」まわりの影響を、
その「まん中」で、うけ負っているからです。
よく動く「腰」まわり、「肩」まわりは、
必要以上に動きすぎないよう、
「ねじって」「固定」しやすい場所でもあります。
この「肩」「腰」の「ねじれ」の影響が、
多くの場合、
「背中」の「まん中」で、
「反対方向」に「引っぱり合う」ように、
なっていることが多いのです。
同じ方向の「ねじれ」でなく、
「反対方向」に、「離れていこう」とする「ねじれ」を、
つなぎとめているため、
他の場所よりも、
「ねじれ」の程度は大きくなっているのです。
この「反対方向」に「引っぱられている」「ねじれ」で、
もうそれ以上、動く「余裕」はなくなってしまうので、
「背中」の「まん中」は、
「硬く」「動かなくなっている」ことが多いのです。
よく動いて「負担」がかかる、
「痛み」が出やすい場所に比べ、
ほとんど動かない「背中」の「まん中」は、
「痛み」の「主役」になることは少ないのですが、
それでも、相当に「負担」がかかっていることには、
変わりがないのです。
「腰痛」や「肩こり」などの場合は、
この「背中」の「まん中」の、
「ねじれ」の「固定」を、
「開放」してあげることで、
「痛み」が出ている部分の動き(負担)を、
「分散する」ことができるだけでなく、
この「背中」自体の「ねじれ」た、
「無症状」の「負担」からも、
「開放」してあげられるので、
全身的に「楽」に「軽く」なった感覚が、
得られることが多いのですよ!
Tags: 腰痛、肩こり、姿勢、痛み
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