「坐骨神経痛」は、「反対側」の動きで「改善」する!?
8月 8, 2016 2:32 pm
今回は、
「坐骨神経痛」は、「反対側」の動きで「改善」する、
という、お話です。
「脚(足)」や「おしり」に、
「痛み」が生じたり、
「しびれ」が出たりする、
「坐骨神経痛」といわれる症状に、
お悩みの方は、たくさんいらっしゃいます。
この「坐骨神経痛」は、
「坐骨神経」が、何かよくない状態、
例えば、坐骨神経の「病気」のような、
「坐骨神経」自体に、何かが起こっているような、
そんなイメージはありませんか?
実際には、
この「痛み」「しびれ」などの、
足の「神経症状」を出している、
「坐骨神経」には、
特に問題がないことが多いんです。
むしろ、
しっかりと「神経症状」を出しているので、
その反応としては、「正常」だとも言えます。
では、なぜ、
この「坐骨神経」の症状が出てくるのか?
それは、
「坐骨神経」が、「圧迫」された状態にあるからです。
そんなに、意外な答えではありませんでしたね。
なんとなくは知っていた気がしませんか?
なんとなく、そんな感じに、
体でも感じていませんでしたか?
「坐骨神経痛」の原因として、
「殿筋」(おしりの筋肉)に、
「坐骨神経」が「圧迫」されているから、とか、
「ハムストリングス」(ふとももの裏の筋肉)に、
「はさまれて」いるから、とか、
「梨状筋」にはさまれた「梨状筋症候群」だから、
などと、
その原因も、いろいろなところから考察されています。
ですが、病院などで、
この「坐骨神経痛」の「診断」がつく場合の多くは、
足の「痛み」「しびれ」などの「神経症状」があるのに、
「腰椎椎間板ヘルニア」や「腰部脊柱管狭窄症」などの「診断」が、
「検査」からは、断定できなかった時に、
つくことが多いのです。
要は、
「症状」はあるのに、「原因」はよくわからなかった、
ということなのです。
では、
本当の「坐骨神経痛」の原因は?
それは、
「腰」から「足」にかけて、
「坐骨神経」の通っている「通り道」に、
体が、
「休めの姿勢」で「ななめ後ろ」に、
「よりかかって」「抜け出せなく」なっていることで、
「坐骨神経」が「圧迫」され続けている、
状態になっていることです。
「坐骨神経」の「通り道」には、
頼りがいのある「筋肉」が、つながっていて、
「よりかかる」には「都合がよい」環境なのです。
そのため、
「坐骨神経」の、
「内側」からは、「よりかかった」「体重」の「圧力」で、
「外側」は「筋肉」が「硬く」「固定」した「硬さ」で、
「坐骨神経」は、「はさまれて」、
逃げ場がなくなってしまった状態にあるのです。
ですので、
先ほど挙げた、「殿筋」や「梨状筋」や「ハムストリングス」などの、
「硬く」なった、頼りがいのある「筋肉」を、
ゆるめてあげることで、
症状が軽減することもありますが、
また、元のように、症状をくり返す人も少なくないのです。
では、どうすればいいか?
その「よりかかり」から「抜け出して」、
「反対側」に行きやすくしてあげればいいのです。
「坐骨神経」を「圧迫」している「よりかかり」を、
やめればいいのです。
「神経症状」のない、「反対側」の動きを、
動きやすくしてあげて、
「反対側」に移動しやすくすることで、
「症状のある」方への「よりかかり」は軽減し、
「坐骨神経」にかかる「圧迫」はなくなるというわけです。
ですので、
当院では、この「痛み」「しびれ」の
「神経症状」のある人には、
「反対側」からの調整から始めますし、
それで、「神経症状」が軽減してしまう人がほとんどです。
しかも、
「腰椎椎間板ヘルニア」や
「腰部脊柱管狭窄症」の「診断名」がついている人でも、
この手順で、症状が軽くなってしまうことは、
少なくないのですよ!

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