「硬く」なった「筋肉」は、どこから力を「受けて」いるかを考える!
8月 11, 2016 5:25 pm
今回は、
「硬く」なった「筋肉」は、どこから力を「受けて」いるか考える、
ことについて、お話ししたいと思います。
体の「痛み」や、
「関節」の動きの「制限」など、
体の「問題」がある場所の近くには、
大抵、「硬く」なった「筋肉」の存在があります。
ですので、
この「硬く」なった「筋肉」をまた、
「やわらかく」ゆるめることができると、
大抵の症状は、ある程度の改善がみられます。
ですが、なかには、
これだけでは、症状がいったん改善しても、
時間が経つと、同じような症状をくり返したり、
他の部分に、同じような症状を、
移動させたりする人もいます。
このようなことをくり返す前に、
考えなければいけないことがあります。
それは、
「硬く」なった「筋肉」は、
どうして「硬く」ならなければいけなかったのか?
「硬く」なった「筋肉」は、
どうして「硬く」なる必要があったのか?
ということです。
それは、
「硬く」なった「筋肉」は、
「反対側」からの力を「受けて」いる、
からです。
これは、
「硬く」なっている場所の、
「近い」場所、「離れた」場所などからの力、
さらには、「反対側」の「胴体」が「縮む」力などを、
同時に「受けて」いることが多いのです。
例えば、
「股関節」の外側の「筋肉」が、
「硬く」なっているのであれば、
その「股関節」(大腿)の、内側からの力や、
もっと離れた、「反対側」の「腰」「股関節」からの力を、
「受けて」いることが多いです。
大抵の場合、
この「硬く」なった「筋肉」は、
「反対側」から「押しこまれ」た力を受けて、
「硬く」なっていることが多いのです。
ですから、
「硬く」なった「筋肉」だけをゆるめても、
この「反対側」からの「押しこむ」力から、
「開放」してあげないと、
同じよう状態や症状をくり返すことが、
珍しくないんですね!

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