腰が「ねじれる」と、「腹筋」の本当の「硬さ」が‟ごまかされる”!
8月 25, 2016 10:04 am
今回は、
腰が「ねじれる」と、「腹筋」の本当の「硬さ」がごまかされる、
という、お話です。
人間の体は、
左右どちらかに「よりかかって」
「休めの姿勢」を取りやすい習性があります。
これは、
よく動ける「不安定」な体を「固定」して、
「安定性」を高めるためにおこなう
「脳」「体」の「無意識」の戦略です。
この「よりかかり」「休めの姿勢」は、
左右どちらかの「ななめ後ろ」に「よりかかって」、
「押しこむ」ことで「固定」します。
この「ななめ後ろ」への「押しこみ」は、
途中から「ねじれ」の力に切り替わるため、
体は、「全身的」に「ねじれ」の影響を
受けることになります。
この「ねじれ」は、
「骨」「関節」にも影響を与えますが、
「筋肉」や「ヒフ」などの、柔らかい組織は、
「ねじれ」の影響をより強く
受けることになります。
この「ねじれ」は、
体を「輪切り」にした「水平方向」で起こることがほとんどで、
「胴体(体幹)」「腕(上肢)」「足(下肢)」「首」などで、
よくみられます。
この「ねじれ」は、
「ぞうきん」を「ねじった」状態と、よく似ています。
「腰痛」の場合、
「腰」の「ねじれ」の「固定」が「負担」になりすぎると、
「痛み」となって、体の危険を教えてくれるのですが、
この時、「腰」の「ねじれ」には、
「おなか(腹部)」も含まれています。
「腰痛」が生じている場合、ほとんどの人は、
「腹筋」も「ねじれ」ています。
「腰痛」をお持ちの人のほとんどは、
「腹筋が弱くなっちゃったので、、」
と、よく言われますが、
実際には、
「腹筋」は、「ガチガチ」になっていることが多いのです。
ですが、
「おなか」をそのまま触ってみると、
確かに柔らかい。
なので、「腹筋」もまわりの「お肉」も張りがなくて、
「弱く」なっていると思うようです。
体の「ねじれ」が起きると、
「ぞうきん」を「しぼった」ように、
表面上は、「縮まって」近寄ってくるので、
表面の「たわみ」もあり、
一見すると「ゆるんだ」「余裕」のある状態に見えます。
ですが、
「ぞうきん」のように、その「奥(深部)」は、
「硬く」「芯(軸)」ができて、
「ガチガチ」になっています。
ですので、この「ねじれ」を解いていくと、
表面に出てきた、縮まっていた「腹筋」は、
もともとの「方向」「長さ」に戻るので、
こんなにも「硬かった」のか?
と思うほどの「硬さ」が現れてきます。
たわんでいた「ヒフ」などの「お肉」も
しっかりとした張りが戻り、
強い場合には、「ヒフ」もつまめないくらい
「縮まった」状態であることもあります。
この「腹筋」の「硬さ」から「開放」してあげることで、
「腰痛」が「楽」になるだけでなく、
もともとの使いやすい「腹筋」の
「位置」、「長さ」に戻ることで、
自分の「腹筋」はこんなにも強かったんだ、と
実感される人が、多いんですよ!
Tags: 腰痛、ねじれ、腹筋

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