「ねじれ」から解放されると、「前かがみ」「立ち上がり」が楽になる!
10月 2, 2016 4:33 pm
今回は、
「ねじれ」から解放されると、「前かがみ」「立ち上がり」が楽になる、
というお話です。
「腰痛」の人の訴えの多くに、
「前かがみ」や「立ち上がり」がツラい、
というものがあります。
「前かがみ」や「立ち上がり」は、
「腰」から「背中」を丸める動きが入るため、
ほとんどの「腰痛」の人には、つらい動作です。
ですが、
このつらい「前かがみ」「立ち上がり」の動作は、
体の「ねじれ」から解放されることで、
本人も驚くほど「楽」にできるようになります。
「腰痛」が起こる理由として、
体の左右どちらかが、
「ななめ後ろ」に「押しこまれ」て
「固定」された状態になっている、
ということがあります。
この「ななめ後ろ」への「押しこまれた」力は、
「ねじれ」の「固定」に変換されるため、
本人の意思では、
簡単に「抜け出せない」状態になっています。
特に、「前かがみ」「立ち上がり」の動作は、
「前」に向かって、体を移動させる動作であるのに対し、
「ねじれ」の固定から「抜け出せない」体は、
すべての運動が、「ななめ後ろ」への力に
支配されてしまっているので、
「前」に行きたいのに、
「後ろ」へ向かってしまうという、
本人の意思と体が「反対」方向の、
矛盾した運動になってしまいます。
体の「ねじれ」は、
「腰」だけでなく、全身的に起こって
「つり合い」を取っています。
ですので、
このつり合いの取れた、
「ねじれ」の「固定」を外すためには、
全身的な「つながり」の理解が必要で、
多少のコツは必要になります。
ですが、
この「ねじれ」の「固定」は、
一か所でも外すことができると、
その「均衡」を崩すことができます。
ですので、
「腰」周辺だけでなく、
体の他の部分の「ねじれ」が外れるだけでも、
体の「後ろ」に「押しこまれ」た力から、
「抜け出す」きっかけになります。
「ねじれ」から解放され、
体の「後ろ」へ押しこまれる力から、
「抜け出せる」ようになると、
体の前に向かう、
「前かがみ」「立ち上がり」の動作が、
「楽」になる人が多いんですよ!
Tags: 腰痛、前かがみ、立ち上がり

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