「脳梗塞後遺症」 マヒ上肢(腕)の運動の改善!
11月 15, 2016 2:32 pm
今回は、
「脳梗塞後遺症」の方の、
「マヒ上肢(腕)」の運動の改善が得られた、
「臨床動画」を紹介します。
この方は、1年半ほど前に、
「脳梗塞」を発症され、
病院での「入院リハビリ」と、
「医療保険」でのリハビリ期限が終了した後も、
「訪問」や「民間」のリハビリなども利用しながら、
継続して「リハビリ」を行なってきました。
ですが、
1年ほど前に、病院を退院した頃、
マヒ側の「肩」に「痛み」が起こるようになり、
それから半年ほど、
「左上肢(腕)」では、
ほとんど運動らしい運動が
できなくなってしまっていたそうです。
今では、「肩の痛み」もだいぶ落ち着いてきたので、
他人に動かされることには、
ある程度なら耐えられるようになったとのことでしたが、
自分の力で、
「腕を持ち上げる」ということは、
できなくなってしまったそうです。
ですが、
当院での治療前は、
「持ち上げられなかった」腕も、
治療後は、頭の上に持って来られるくらい
自分で「あげられる」ようになりました。
この方は、これまでの経緯で、
左半身の「運動マヒ」に加え、
「左肩」の「痛み」に対しても、
体を「守る」ために、
「ねじれ」の「固定」を強く使っていました。
治療は、
「首」から「肩甲骨」周辺の「ねじれ」、
「肩甲骨」から「上肢(腕)」にかけての「ねじれ」、
というように、
絞めつけられて「固定」されてしまっている
「ねじれ」を、少しずつ解いていくことで、
マヒ側の「腕(上肢)」も
引き止められる力から
「解放」されるように進めていきました。
これまでの体が自由に解放されたことで、
「腕が上げられる」ようになったのです。
「半年ぶりに腕があげられました、、」と、
ご本人も、あっけに取られて
「笑って」しまっていました。
この方のように、
「あきらめなくてもよい」ことは、
沢山あるんですよ。
Tags: 脳梗塞、脳卒中、後遺症、マヒ腕、上肢
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